ひめ日記

ブランコに乗りすぎて静電気がおき、髪が変なしゅうくんです。
本人は全く気付いておりません＾＾；

数日前、私はじょうくんしゅうくんがそれぞれ一人でいるときに
とある話をしてみました。

ママ「ねぇねぇしゅうくん、ママのお腹の中にいたときどんなだった？」
しゅう「…あかるかったー」
ママ「ほんとー？冷たかった？」
しゅう「あったかかったー」
ママ「しゅうくんの他に誰かいた？」
しゅう「いたー」
ママ「誰だか分かる？」
しゅう「…わかんないー」
ママ「お腹の中で何してたの？」
しゅう「すわってたー」
ママ「ママのお声聞こえてた？」
しゅう「きこえてたー」

今度はじょうくんです。

ママ「じょうくん、ママのお腹の中のこと覚えてる？」
じょう「…おぼえてるー」
ママ「ほんと？お腹の中、あったかかった？」
じょう「つめたかったー」
ママ「あらそう。じょうくん誰か他にいた？」
じょう「いたー」
ママ「誰かだ分かる？」
じょう「わかんないー」
ママ「そっか。じょうくんお腹の中で何してたの？」
じょう「ないてたー」
ママ「（びっくり！）泣いてたの？」
じょう「えーんえーんちてたー」
ママ「なんで？ママに会いたかった？」
じょう「あいたかったー。じょ　さみちかったー」
ママ「お腹から出ようとした？」（陣痛のこと）
じょう「ちたー」
ママ「出れた？」
じょう「でれたー」
ママ「ママのこと分かった？」
じょう「わかったー」


ずっとずぅっと前、まだ私が結婚して間もなかったくらいに、
テレビで幼稚園児にお腹の中にいた頃のことを聞いている番組を見たことがありました。
ちゃんと覚えていて暗かったと答える子もいれば、何も覚えていない子もいました。
これはおもしろいなぁー、いつか私に赤ちゃんが生まれて言葉が話せるようになったらすぐ
聞いてみようと思っていたのでした。

数ヶ月前にじょうくんしゅうくんに聞いた時は、二人とも答えてくれなかったけれど
今回はとても鮮明に答えてくれました。
しかも二人の答えが違っています。
同じなのは、お腹の中に誰かが他にもいた、ということ。
そしてそれが誰なのかわからないこと。

なんだかとても神秘的で感動しました。

これがもう少し大きくなったら、子が自分でお話を作ってしまうようになるのだとか。
聞くのならそれができない時期に、ということでした。

今日は江原啓之さんの本を少し読んだのですが、
その中に、子どもは親と性別を選んで生まれてくる、という言葉がありました。
肉体を持ったときにそういう記憶はなくなるみたいです。
じょうくんしゅうくんは、どうして私たちを選んだのかな。
どうして双子だったかな。

どうして双子だったかな、というのは、双子を身ごもった時から思っていました。
双子だと、生まれてきたときから私一人では育てられません。
もし一人だったら、他の人の手を煩わすことなくミルクをあげたり抱っこしたりできるのに。
同時に泣く　首も据わらない双子のベイビーに
私はいつも誰かの手助けを必要としていました。いまだにそうですが＾＾；

もしかして、私はもっと人に感謝して生きなさい、と教えられているのではないかと、
いろんな人に助けられながら思いあたりました。
それを教えるために、じょうくんしゅうくんが一緒に生まれてきてくれたのではないかと。
私は息子達を生むまで、自分から誰かに何かを頼ることを避ける性質で、
そしてそれまでその思いのまま自由に生きてこられたのです。

でも双子のベイビーがいてはそうもいきません。
双子の子育ての手助けをしてくださる方々にありがとうと言いながら感じていた
自分ひとりで子育てをすることができない自分への不甲斐ない思いが
もっと感謝することに気付いてからは、
素直に　助けてくださる皆さんに甘えるようになっていきました。
そして道を通り過ぎる人にまで声を掛けてもらい、
手助けしてもらえる暖かさを日々、かみしめています。
特に私の亡き父と母のんの、夫のご両親には格別に手助けして頂いており、
私の父はもういないけれど、母と夫のご両親が元気でいてくれることを
ほんとにほんとに身に染みて嬉しく思います。

今日読んだ江原さんの本には、
‘子どもに親のたましいは育てられる’
　と書いてありました。
そしてたましいにとっては、磨かれることも傷つけられることも一緒のことで
それによってたましいは成長していくと。

息子達の人生はまだまだ始まったばかり。
息子達も　新米の親の私も、たましいの成長はまだまだこれからですね！